2016 September
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ジュネーブ、ヴェネチア、ウィーン、プラハと移動が続きようやくパリの我が家 へ。9月も半ばとなると長かったヴァカンスも明けてカフェの賑わいも 戻って 来る。「ヴァカンスはどこに?ご家族は?」と久しぶりにお会いするカフェの オーナーと9月の定番の会話。可愛らしいパッケージを見るとつい 捨てられな い私、やっぱり母にそっくり?リメイクしてお土産を包むのも楽しい時間。 |
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小さな街に濃い文化が密集しているようなウィーン、ケルントナー通りにあるハ プスブルグ家御用達のカフェ「Gerstner」はウィーンの中でも 大好き なカフェ。チョコレートも重厚な木箱に入って。建築家、アドルフ・ロースがイ ンテリアをデザインした紳士用品店「KNITZ」では小さな オーデコロンを 選ぶ。何ともヨーロッパを感じる濃厚な香り。お土産もパリに比べると何もかも が重厚で濃い・・・。 |
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ローマから建築家と都市計画の教授御夫妻がいらっしゃる。もう長いお付き合 い、ローマではいつも素晴らしいお宅に泊めて頂きパリでも随分ご一緒し て来 た。滞在中に使えるモノをお贈りしたいと思い名刺サイズの和紙を選ぶ。桐の箱 に千代紙をラッピング、イタリアの国旗にちなんで緑と赤の和紙で 包み、昨年 ローマから帰るときに持たせて下さったイースターのお菓子のリボンを結ぶ。プ レゼントを選んだりラッピングするのは本当に楽しい・・・ 母にそっくりな私。 |
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イタリア人御夫妻と東京をそぞろ歩く週末、私にとってもなかなか無い機会で すっかりガイジンの様に街を楽しむ。それにしても今年の9月は暑くヨー ロッ パからずっと帽子が手放せない。移動の多い私は、持ち物に少し自分で手を加え て使いやすくする、「オリジナル・マイナーチェンジ」?が大好 き。帽子につ けていたストラップを「どこで買ったの?」と奥様、早速私のブランドタグもつ けてプレゼントする。「旅行のたびにMOMIを思い出す わね!」、と喜んで 下さり嬉しい。職業もライフスタルも似ている私達は「モノ」に対する考えもど こか似ている。 |
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母校のお茶会や行事に伺う時に使う袱紗、さまざまに持っている中でも祖母の 100歳のお祝いに作ったこの袱紗はやはり特別なもの。100歳は「百 寿」 はももじゅとも読むそうで、同じく「紀寿」は一世紀の紀、と知り祖母が亡く なった時の事を思い出す。祖母は1800年代生まれだったので、 19世紀 か・・・と「自分の祖母と19世紀」がなかなかリンクしなかった。還暦、古 希、喜寿、傘寿、米寿、卒寿、白寿、そして大台の百寿、紀寿! その後も茶 寿、皇寿、大還暦と続くそうで、少々気が遠くなる・・・。大好きだった祖母に 守られているような素敵なお茶会になる。 |
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ウィーンでお世話になった方々にお礼状と小さなプレゼントをお送りする。日本 の物をライフスタイルの全く送る異なる方にお贈りするのはなかなか難 しい。 イタリア人御夫妻がとても喜んで下さったので、「送るにも軽く必ず何かにお使 い頂ける」と同じく和紙の名刺をお送りすることに。桐の箱には 千代紙をラッ ピング、お相手の方の雰囲気を思い浮かべながら色を選ぶのも楽しい。 |
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移動も多く忙しそうに思われている私は「健康の秘訣は何ですか?」と訊かれる ことがとても多い。何よりも「寝不足をしない」、睡眠時間は死守に近 く、更 に「万全の体制で眠る」!と眠りにはかなり気合が入っている。更に日中も昼寝 を欠かさない・・・つまりヒマさえあれば寝てる?時差にも意外 なほど弱い私 は空港からオフィスに直行などとても無理で、数日はボーっとしていたりする。 日中は気分転換にストレッチを欠かさない。「ストレッチ と昼寝」が私のささ やかな健康の秘訣?。お昼寝用の枕とアイカヴァー用のフワフワのタオル、今す ぐにでも眠れそう・・・。 |